何度もWEBシステムのテストをする際に、以前ご紹介した「Wildfire」で操作を自動化していましたが、複数画面にまたがったテストや、WEBサイトからログ・ファイルを定期的にダウンロードして、特定のフォルダに保管するなどといった作業を自動化することはできませんでした。
そのようなときにオススメなのが今回ご紹介する「UWSC」です。
◼️UWSCとは
「UWSC」はWindowsの操作自体を自動化するソフトウェアです。
ブラウザの操作はもちろん、ブラウザ以外のOSの操作も自動化できます。
「ブラウザから毎日ログをダウンロードして、ファイル名に日付を付けて、特定のフォルダに格納する」など日常のルーティン作業を自動化することが可能です。
◼️「UWSC」の使い方
インストールしてUWSCを起動すると、小さなコントローラーが表示されます。
右から「読込み」、「保存」、「再生」、「記録」、「設定」とボタンが並びます。
操作を保存するには「記録」ボタンを押して、必要な操作をするだけです。
「読込み」ボタン
保存したUWSファイルの読込
「保存」ボタン
記録した操作をUWSファイルに保存
「再生」ボタン
読み込んだUWSファイルの操作、もしくは記録した操作の再生
「記録」ボタン
操作の記録開始ボタン「設定」ボタン
かなり細かく設定が可能です。◼️スケジュール機能の使い方
「UWSC」にはスケジュール機能による自動実行が可能です。これが最高に便利です。「設定」→「設定」→「スケジュール設定をする」から設定可能です。
「インターバル」の設定により自動実行する時刻の選択が可能です。
インターバルの設定可能値:
分単位の設定:1、2、3、4、5、10、15、20、30時間単位の設定:1、2、3、4、6、8、12
30分単位の設定を行うと、毎時0分と30分に実行されます。
◼️マニュアル
マニュアルも充実しています。スクリプトや変数なども利用可能なようで、使いこなせれば相当いろいろできそうです。ファイル名やフォルダ名に実行日時を追加する方法
「UWSC」で一定間隔ごとにログファイルを取ったり、画面キャプチャすると、取得したファイル名に実行日時を付けたり、取得したファイルを名前が実行日時のフォルダに入れたくなると思います。その方法です。
- メモ帳を開く
- 「F5」キーを押す
以上です(笑)
これでメモ帳に現在の日付と時刻が張り付きました。
これでメモ帳に現在の日付と時刻が張り付きました。
あとはスラッシュ(/)とコロン(:)、半角スペースを置換して、お好きなフォーマットに整えてファイル名に加えてください。
以上、操作自動化ソフト「UWSC」のご紹介でした。
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