2018年02月


ARCserveエラー


ある日を境にARCserveD2D r16.5にて実行しているバックアップが失敗するようになり、その時の状況、復旧方法を記録します。


ARCserveとイベントビューアーには下記のログが記録されていました。

■ARCserveのログ

時刻:2:00:04
バックアップ ジョブが失敗しました。

■イベントビューアー→[Windowsログ]→[Appliecation]

【ログ1】
レベル:警告
時刻:2:00:02
ソース:User Profile Services
イベントID:1530
レジストリ ファイルは他のアプリケーションまたはサービスで使用されています。ファイルはすぐにアンロードされます。レジストリ ファイルを保持しているアプリケーションまたはサービスはこれ以降正しく機能しない可能性があります
詳細 -
1 user registry handles leaked from \Registry\User\S-1-5-21-1725948677-2582389081-2304073073-500:
Process 5584 (\Device\HarddiskVolume3\Program Files\CA\ARCserve D2D\BIN\AFBackend.exe) has opened key \REGISTRY\USER\S-1-5-21-1725948677-2582389081-2304073073-500\Control Panel\International
【ログ2】
レベル:警告
時刻:2:00:02
ソース:User Profile Services
イベントID:1530
レジストリ ファイルは他のアプリケーションまたはサービスで使用されています。ファイルはすぐにアンロードされます。レジストリ ファイルを保持しているアプリケーションまたはサービスはこれ以降正しく機能しない可能性があります
詳細 -
2 user registry handles leaked from \Registry\User\S-1-5-21-1725948677-2582389081-2304073073-500_Classes:
Process 5584 (\Device\HarddiskVolume3\Program Files\CA\ARCserve D2D\BIN\AFBackend.exe) has opened key \REGISTRY\USER\S-1-5-21-1725948677-2582389081-2304073073-500_CLASSES
Process 5584 (\Device\HarddiskVolume3\Program Files\CA\ARCserve D2D\BIN\AFBackend.exe) has opened key \REGISTRY\USER\S-1-5-21-1725948677-2582389081-2304073073-500_CLASSES
【ログ3】
レベル:エラー
時刻:2:00:04
ソース:VSS
イベントID:13
ボリューム シャドウ コピー
サービス情報: CLSID {573bdf38-df23-427f-acb8-a67abd702698} および名前 VssModuleKeeper を持つ COM サーバーを開始できません。[0x800703fa, 削除の対象としてマークされているレジストリ キーに対して無効な操作を実行しようとしました。
]
【ログ4】
レベル:エラー
時刻:2:00:04
ソース:VSS
イベントID:13
ボリューム シャドウ コピー
サービス情報: CLSID {f5078f32-c551-11d3-89b9-0000f81fe221} および名前 MSXML30 を持つ COM サーバーを開始できません。[0x800703fa, 削除の対象としてマークされているレジストリ キーに対して無効な操作を実行しようとしました。
]
操作:
バックアップを初期化します
【ログ5】
レベル:エラー
時刻:2:00:04
ソース:VSS
イベントID:8193
ボリューム シャドウ コピー サービス
エラー: ルーチン CoCreateInstance の呼び出し中に予期しないエラーが発生しました。hr = 0x800703fa, 削除の対象としてマークされているレジストリ キーに対して無効な操作を実行しようとしました。
操作:
バックアップを初期化します


対処方法

ローカルグループポリシーエディターを起動し
[ローカルコンピューターポリシー]→[コンピューターの構成]→[管理用テンプレート]→[システム]→[ユーザープロファイル]
の中の
「ユーザーのログオフ時に強制的にユーザーレジストリをアンロードしない」を“未構成”→“有効”に変更しました。

これで、翌日無事問題解決し、バックアップが完了するようになりました。
グループポリシーの設定



参考にしたページ:ARCserveの技術情報ページ



社内SEになりたい人に向けて、私の待遇を通して、社内SEの実態を少しでもイメージできるよう、お力になれればと思い記事を書きます。

初回の今回は『残業時間編』です。
ちなみに、私の会社は社内SEは私一人です。


【もくじ】



【私の職歴】
  • システム開発会社(プロジェクト先で開発するいわゆるIT土方)のプログラマ
  • 一部上場会社のグループ会社(社員数100名)の社内SE
  • 社員数30名の中小企業の社内SE←今ココ

ご注意

全て私の職場の場合なのでご注意ください。特に中小企業でもシステム商品がメイン商材の会社だと、状況がまったく異なると思います。



中小企業の社内SEの残業時間

残業ははっきり言って少ないです!!
これはかなり魅力的です。システム開発会社の激務を経験した人にとっては、人間的な生活が取り戻せたと思うはずです。「アフター5に何をしようか」、「どんな本を読もうか」など、人生を豊かにする時間が得られます。

以下、なぜ残業が少ないのか理由です。

理由その1:納期がゆるい

普通のSEは社外のクライアント相手の仕事がメインと思いますが、社内SEの相手は同じ会社の社員なので、基本的に納期がゆるいです。なので無理して残業する必要がない場合がほとんどです。

逆に、サーバーが壊れた時などの緊急事態の場合は、たった一人で直るまで仕事をしなければならない場合があります。この時は下記の作業をたった一人で、相談相手もいない状態で、挑まなければなりません。
  • 社員への説明
  • 代替え手段の用意
  • 原因究明
  • 復旧作業

理由その2:他の社員には作業ボリュームが分からない

仕事を依頼してくる側が作業ボリュームがわからないので、自分主導でスケジュールが組めることも、残業時間をコントロールできる要因です。逆にめちゃくちゃなスケジュールを要求されることもありますが、相手も作業ボリュームを分からずに、一方的な要求をしていることが分かっているので、納期までに完了しなくても、そこまで責めてくることはありません。

ただ日頃から、ベストを尽くして真面目に仕事をすることが前提かと思います。「あいつは信用できない」、「いつもタラタラ仕事してる」などの印象を持たれると、自分の発言の信頼度が下がり、無茶なスケジュールを押し付けられるようになってしまうかもしれません。


理由その3:そもそもシステムが小規模

中小企業なので、システム予算は限られています。なのでそこまで複雑なシステムにはなりません。何かトラブルが起きても、原因特定が容易です。

私の場合、使用する機器は、ヨドバシカメラなどて入手可能なものを積極的に使っています。
お金のある会社であれば、予備の機器を常備するでしょうが、私の会社ではそれは最低限しか出来ません。
法人向けの機器の場合、そもそも購入費用が高額ですし、保守費用も高額です。メーカーの修理担当を待ったり、サポートセンターに機械を送っていると、代わりの機器がないため、業務に支障がでます。
なので安価なものを利用し、壊れたらすぐ新しい機器を買いに行く対応にしています。


〜〜〜〜〜〜〜〜

以下、参考までに、私が経験した他の会社の残業時間をお伝えします。

一部上場会社のグループ会社(社員数100名)の社内SEの残業時間

社員が100名ほどで、土日も営業している拠点が10箇所ほどある会社でしたが、残業は毎日2時間程度でした。
会社全体で、20:00になると照明とエアコンがOFFになるというルールがあったり、上司が19:00には帰ることが影響していたかと思います。(照明はOFFになっても誰かがすぐにONにします)

話は社内SEからそれますが、一部上場企業グループになると、システム専門の子会社がある場合が多いかと思いす。私の会社もグループ会社にシステム専門の会社があましたが、そこはかなり長時間の残業だったようです。夜中にも平気で仕事してましたし、あまりに仕事量が多いのか、メールや電話を無視することが常態化していました。連絡を取りたい時は部長経由で連絡をもらうよう依頼する必要があるほどです。


システム開発会社の残業時間

プロジェクト次第ではありますが、プログラム開発のプロジェクトに配置された時は、帰りは早くて終電でした。始発で帰っても、朝10:00から仕事なのでシャワー浴びて着替えてすぐ出勤です。帰れない日ももちろん多いです。土日も基本仕事です。「土日は仕事ですか?」などと聞く気も起こらないほど、当たり前に仕事で、まれに金曜の(正確には土曜の)2:00くらいに、「明日(正確には今日)休んでいいぞ」と言われてビックリします。
ただ、ここまで来ると、社員の連帯感が生まれ、合宿気分で楽しかったりします。若い時は楽しめるかもしれません。
残業代が出れば超楽しいかもしれませんが、残業代が出るのは新人の1〜2年程度です。すぐに主任などに昇給し、残業代が出なくなるシステムです。
私の場合、OJTで担当した新人の方が私の給料の2倍貰ってました(笑)

プログラム開発以外のプロジェクトに配属になると、グッと楽でした。私の場合、既存のシステムを組み合わせた決済システムの販売、導入サポートや、ネットバンキングのシステムのサポートなどを担当しました。
大掛かりなシステム構築に関われたり、さまざなOS、データベース、ベンダーと関われたり、仕事の忙しさの割に、勉強になることが多かったです。早く仕事が終ったので、毎日のように本屋に行って、その時取り扱っている技術の本を買って勉強していました。





RAID5のNASがRAID崩壊し、データ復旧サービスを利用した際の記録



先日RAID5で組んでいた容量4TBのNASがRAID崩壊しました。そこでデータ復旧サービスを利用した時のやり取りの記録です。ご参考にどうぞ。



朝会社に行くと、NASがRAID崩壊のアラートを出していました。普通の人なら慌てるところですが、私はRAID崩壊に慣れていたので、まったく慌てませんでした。
と言うのも、社内にはいくつかNASがあり、ヨドバシカメラなどでも売っている、いわゆる安いNASのためか、RAID崩壊やディスクの故障は日常茶飯事だからです。
ただ。エラーが出てもNASを何度か再起動すると、エラーが消えることを何度となく経験しているため、今回も焦ることなく再起動しました。

初回の再起動ではエラーは復旧しませんが、それも慣れている現象です。何度か再起動すればいつも治るんです。何度も何度も再起動します。

しかし何度再起動してもエラーは消えません。

「あれれ??いつもと違って、なんど再起動しても治らないぞ」と、だんだん不安になってきました。

最終的に10回ほど再起動して
「げーっっっっ!!ホントに壊れたぁぁぁ」となりました。



慌ててネットで調べて、下記の2店舗を候補としました。

秋葉原の店

  • 土日は対応不可(復旧に時間かかる)
  • 2TBのNASの復旧費用¥108,000とHPに明確に書いてあり、安心感がある
  • データを取り出すための記憶媒体を自前で用意する必要あり

銀座の店

  • 土日対応可能(復旧が早い)
  • 費用が不明確、電話での概算は20万〜とのこと(機器を持ち込み調査後に金額確定)
  • データを取り出すための記憶媒体は無料貸し出ししてくれる

大事なNASが壊れてしまい、少々パニクっていたので、とにかく早く簡単に対応してくれる銀座の店に行きました。



到着するとキレイな商談部屋に通されました。アキバの自作ショップの修理受付センターのような小汚く雑多な場所をイメージしていたので、びっくりしました。スーツ姿の男性2人が丁寧に(この時は...)話を聞いてくれました。

その後、実際のデータ復旧の作業場を案内いただき、クリーンルームふなどを見学させていただきました。部屋に入るのに金属探知機のゲートやガードマンがいたりと、それなりの演出がなされています。


費用を見積るにはハードディスクを分解しての調査が必要で1時間程度かかるとのことだったので、外出し喫茶店へ。

ドキドキしながら費用を予想しました。
「電話では20万と言っていたので20万から、高くて30万くらいで済みそうだな」とか「秋葉原の店は2TBで10万だから、自分のNASは倍の4TBだから、20万円前後かな?」とか考えて、最終的には20万くらいかなと予想を立てました。


1時間ほどするとTELがかかってきました。「費用は46万円です」とのこと。予想の倍以上です。

〜〜〜〜〜〜〜〜
店のスタッフ「内訳は固定費が37万、残りの9万は復旧できた率により変動です。100%復旧できた場合は18万かかり、0%の場合0円です。」
私「復旧率0%でも、固定の20万はかかるんですか?」
店のスタッフ「はい」
〜〜〜〜〜〜〜〜

私だけでは判断できないので、会社に相談すると、「20万以上なら復旧しなくてOK」と明確な回答が得られました。


再度、店に電話をします。

〜〜〜〜〜〜〜〜
私「高すぎるので今日は引き上げます」
店のスタッフ「費用をもう一度見直しますが、いくらぐらいを考えていますか?」
私「20万なら考えます」
〜〜〜〜〜〜〜〜

この後、何度か店側が値段交渉をしかけてきて、そのたびに会社に確認する作業を繰り返し、最後には「20万なら契約することを約束していただけるなら上司に相談します」との提案がありました。

え!?結局20万でやってくれそうだけど、なんだかやりとりが全体的に胡散臭いなという印象を受けました。店のスタッフの口調も商談部屋での紳士的な対応と変わってきました。

一度電話を切り、再度会社に相談すると「20万でもやらなくてOK」と、これまた明確な回答。



最終的に「もういくらでも契約しないから、NASを引き取りに行く」と店に伝えると、「分解したNASを復旧するのに時間がかかるので16:00にオフィスに来て欲しい」とのこと。

時間になりオフィスに行くと、また商談部屋に通されますが、前回の対応とはガラリと変わり、まったく無愛想です。ここまで露骨とは!

結局、約束の時間に取りに行ったにもかかわらず、商談部屋で1人で小一時間待たされました。


結局なんだかんだと店に着いてから、NASを引き取るまで4時間もかかりました。



今考えると、最初の商談部屋の段階で、こちらが想定、もしくはMAX出せる額を伝えてしまった方が、交渉が早かったかもしれません。そのためには、相場を調べて高額支払いしないようにする必要があります。ただNASが壊れた時に、他社の値段を調べる余裕はあまりないと思うので、

壊れる前に、壊れた時のためにデータ復旧の相場を調べておく

と良いかもしれません。

今回は、中小企業の社内SEの実態『仕事内容編』です。

前回同様に、社内SEになろうか悩んでる方に、私の仕事内容のご紹介を通して、社内SEのイメージをつかんでいただければ幸いです。

【私の職歴】
  • システム開発会社(プロジェクト先で開発するいわゆるIT土方)のプログラマ
  • 一部上場会社のグループ会社(社員数100名)の社内SE
  • 社員数30名の中小企業の社内SE←今ココ

【テーマ】


1.中小企業の社内SEの仕事内容

仕事内容は多岐に渡ります。理由はPCが絡むとそれはSEの仕事だという理屈が社内で通ってしまうことが理由です。

会社全体のITリテラシーが低いので、社員が「それはSEじゃないと分からない」と言えば、すぐに私の仕事になってしまいます。


私の仕事一覧

[全般]

  • PC、アプリ、ネットワーク、サーバー、プリンター、セキュリティ関連全般
  • データ保証(データのバックアップと復旧)
  • 社員・お客様へのシステムサポート

[Web関連]

  • HP作成(デザイン、画像作成、コーディング、文章作成含む)
  • Webショップの開発、運用
  • Adwordsでの広報活動
  • メルマガ、facebook(発行、文章作成)
  • YouTubeチャンネルの管理[プログラム開発]
  • 各種プログラムの開発、保守

[その他]

  • 業務パッケージソフトの導入、運用
  • 集計
  • 電話・Fax不具合対応


さらりと書いてありますが、OS、データベース、ネットワーク、プログラミング、セキュリティとあらゆる知識が必要です。しかも困ったことがあっても全て自分で解決しなければなりません。

しかも、私の会社の場合、SEが広報的な活動もします。ホームページを作るのはまだ良いとして、facebook、メルマガの文章作成、写真撮影などは、営業の方が適してると思うのですが。。。

また経理の知識も必要です。経理のスタッフがITにうといので、システム導入から深く関わらないといけません。データ移行時のデータ変換なども対応しなければなりません。


私の仕事の中で、上司が評価するのはWEBショップの売上のみです。
中小企業の悲しい現実です。

普通にPCを使って仕事ができる環境を整備・維持することの大切さ、仕事量はSE経験者でないと理解が難しいのかもしれません。いまだに「安全はただ」と思ってる人がいることはびっくりしますが、それが現実です。


Excelでの集計作業は普通の会社だと普通の社員がやることと思いますが、社員のITリテラシーが低いと集計すらSEの仕事です。「マクロとかVBA使うとボタン一つで集計できるようにできるんでしょ?」などと変な知識だけある人が多いです。マクロorVBAとなった途端、SEの仕事になってしまいます。上層部も「効率化のためにマクロorVBAで作れ」となります。社員は負担が減るし、上層部は効率化になるし、変なWinWinの関係が成立してしまいます。その結果、経理ですらまともにマクロも使えない酷い状態です。


2.一部上場会社のグループ会社の社内SEの仕事内容

不思議と中小企業の社内SEとはまるで違いました。

と言うのも、グループ会社にシステム専門の会社があったためです。
その会社が、グループ全体のシステムの開発や運用、サポートなどをしてくれるので、社員へのサポート業務の必要がありませんでした。これはかなり楽です。ITリテラシーの低い社員のサポートは結構面倒で、フォルダすら作れなかったり、検索ができなかったり、自分のパスワード忘れたり、個人所有のスマホの使い方聞いてきたり、とにかく面倒です。偉い人に限ってITリテラシーが低いので、余計に面倒です。

開発もグループのシステム会社がやってくれます。と言うか自分でプログラムを組むことは禁止されてました。

さらに、グループ全体のセキュリティポリシーはシステム会社が決めており、社内SEの私でさえPCのadmin権限すらもらえず、アプリを自由にインストールできません。Web閲覧も制限されていました。

と言うことで、社内SEにも関わらず出来ることがほとんどありません。基本そのシステム会社との調整作業ばかりで、仕事はつまらなかったです。

ただ仕事の規模は大きいので、転職の際は良いアピールになると思います。
実際には何もできない人になりますが(笑)


3.システム開発会社(プロジェクト先で開発するいわゆるIT土方)のプログラマの仕事内容

仕事は基本プロジェクト先で行うことになります。要は派遣です。

仕事内容はかなり広範囲です。
  • 一日中机に座りひたすらプログラム作る仕事
  • システムの検証や導入作業(色々な場所に行けて楽しい)
  • バグ修正(ユーザー先の勤務時間後に現地で動作テストをし、その結果を受けてバグ修正をするので、夜中に仕事になるが、なぜか朝から出社で昼間は遊んでいる)


オフィスもさまざまです。
  • 狭く誰もしゃべらない、超居心地の悪いオフィス
  • 狭いながらも和気藹々オフィス
  • 広い開発センターで、オフィススペースとマシンルームが分かれて、売店、シャワーなどある素敵なオフィス

たいていどの現場も勉強にはなります。
私の会社の方針なのか、Javaなんてやったことない状態で、いきなり現場に飛ばされたりしました。3か月で仕様通り動くプログラムが組めるようになるので、今思えば良い経験ですが、ライオンのような「獅子は千尋の谷にわが子を突き落とす」的な教育方針(教育する気がないだけと思いますが)です。

思えば入社して最初の一か月間は、「一か月でできるVisualBasic」的な本を渡されて、一人で本を読みながらプログラムの練習をしただけでした(笑)とりあえずこの会社でJava、C、Unix、ネットワーク、DBなど、そこそこ一人で対応できるようになったおかげで、現在一人情シスとしてやれているので、感謝しています。


今回はGoogle Analyticsのちょっと高度な使い方『イベント』の使い方のご紹介です。
イベントを使うことによって、ページ内のどこをクリックされたのか測定することができます


恥ずかしながら、私はAnalyticsを何年も使っていますが、今日初めてこの機能を知りました。

とても簡単にページ内のどこがクリックされたのか計測できるので、ユーザーが興味を持った箇所を知ることがでにます。

使い方

使い方は簡単。以下のようにaタグ内にonclickを入れるだけです。
コード中にある「mail_bt1」ですが、この文字列がイベントラベルに記載されることで、ページ内のどこがクリックされたか判別できます。

<a href="#s-form" onclick="ga('send','event','z-lp(8)','click','mail_bt1', 1);">
<img src="">
</a>

※ analyticsのトラッキングコードを埋め込んだ後でないと有効になりませんのでご注意ください。

コードの動作確認方法

onclickを入れたリンクをクリックすると、analyticsの[リアルタイム]の[イベント]画面の『イベント(直近30分間)』が下の画像のように反応します。
event-new
event2

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