2014年02月

無料プレゼンテーションツールPreziを紹介します。

Prezi(http://prezi.com)はPrezi.incが開発したクラウドベースのプレゼンテーションツールです。

[特徴]
•一枚の絵の中に全ての情報を書き込み、絵の中をフォーカスが移動することで表示画面を切り替えます。
•フォーカスポイントから次のフォーカスポイントまでの動きは簡単に制御可能で、空を飛んでるかのように移動します。
•奥行きもあるので横移動だけでなく、3D空間をグリグリ移動しているような感覚の動きのある資料が作れます。
•画像の表示順位を制御することで、同じ画面内でストーリーを展開することができます。
•作成したプレゼンテーション資料はネット上で共有することも、exeファイルでダウンロードして、ローカルで利用することもできます。


[欠点]
•一枚の絵でできているので印刷には不向きです。


アカウントの登録は簡単です。画面にEメールアドレスとパスワードを入力して「サインアップ」ボタンを押すだけ。
prezi


ファイル作成の際は用意されているテンプレートを利用することもできます。
preziテンプレート


今回は同じフレーム内で画像が切り替わるテクニックを紹介します。
フェードインと言う効果を使用します。

まず透明フレーム作成し、その中に切り替わる画像を挿入します。

各画像は挿入時には並べた方が作業しやすいです。
また、同じサイズの画像を挿入しても、Preziのズーム状態により、挿入時に自動で画像サイズが変わってしまい、なかなかきれいに並べるのに苦労します。

そんな時に便利なテクニックをご紹介します。

「ファイルを挿入」ボタンを押して表示されるファイル選択画面で、Shiftキーを押しながらファイルを複数選択し、一度に挿入するときれいに同じサイズで挿入されます。
prezi選択画面


画像も綺麗に並んで挿入されます。
きれいに整頓されて挿入


次に“パスを編集”をクリックして、星マークをクリックします。
星


するとアニメーション画面に切り替わります。
アニメーション


星マークをクリックして最初に表示したい画像をクリックします。
すると画像の脇に数字付の星マークが表示されます。
ドラッグ1


残りの画像の順番にクリックします。最後に「Done」ボタンをクリックします。

“パスを編集”をクリックして、パスを編集モードを終了します。

あとは、先ほどの画像をきれいに同じ位置に移動します。
この時最初に表示させたい画像は一番下にくるように配置します。
画像を右クリックし「前方に移動」と「後方に移動」により順番を変更できます。

完成したファイルはこちらです。

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今回は家族のPCに下記の3つのあやしいプログラムがインストールされてしまったので削除手順をメモします。
・PC Power Speed
・Inbox Toolbar
・RebateInformaer
IEのツールバーにはInbxToolbarとRebinf64.dllなるものが登録されています。
 InboxToolbar


OSはWindows7 Home Premium SP1 64bit版です。
これらのプログラムの影響かわかりませんが、Javaが動作しなくなりました。

1.まず、netstat(※1)をチェックします。特に異常な通信は確認できませんでした。

2.prefetch(※2)にも特に異常はありません。

3.システム構成(デスクトップの左下のWindowsmarkをクリック→“プログラムとファイルの検索”欄にmsconfigと入力して起動)
のスタートアップを確認するとInbox Toolbar、RebateInformer、PC Power Speedがあることを確認しました。
(これらは次の手順で行うレジストリを削除で消えました)
スタートアップ


4.次に自動起動するレジストリのキーをチェックします。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
にRebateInformerのキーがあったので削除しました。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
にもInbox ToolbarとPCPowerSpeedのキーがあったので削除しました。

他に下記のキーをチェックしましたが、問題は確認できませんでした。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\RunOnce(なにもなし)
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run(問題がありそうなキーは確認できず)
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\RunOnce(なにもなし)
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\RunOnceEx(キー自体なし)
HKEY_CURRENT_USER\Software\Wow6432Node\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run(キー自体なし)
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\Windows\CurrentVersion\RunOnce(なにもなし)


5.ここまで行って、PCを再起動します。


6.コントロールパネル→“プログラムのアンインストールまたは削除”にて下記の3つのプログラムをアンインストールします。
・Inbox Toolbar
・PC Power Speed 1.1.0.36
・RebateInformer

Inbox Toolbarを削除すると丁寧な後処理の手順が表示されます(笑)
InboxToolbar削除後に出る画面


7.アドオンをチェックします。
IEを起動を起動して
ツール→アドオンの管理→検索プロバイダー
にInbox検索があるので削除します。
検索プロバイダー削除画面
 

8.IEのアドオンの管理の中のツールと拡張機能の中にRebateI.dllが利用不可能な状態ではありますが、残ってしまったので、レジストリの中の下記のキーを削除しました。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\Windows\CurrentVersion\explorer\Browser Helper Objects\{CCB69577-088B-4004-9ED8-FF5BCC83A039}
(中にNoExplorerがありました)
dllの詳細(ツールバーと拡張機能)1
dllの詳細(ツールバーと拡張機能)


9.IEのデフォルトページがinboxのページになっているので、それも修正しておきます。
ブラウザデフォルト
 

10.最後にJavaを再インストールすると、無事Javaが動作しました。



[※1 netstatについて]
デスクトップの左下のWindowマークをクリック→“プログラムとファイルの検索”欄にcmdと入力してコマンドプロンプトを起動します。
コマンドプロンプトでnetstat -aと入力して実行すると現在の通信状況が確認できます。
結果画面は4列になっていて、私なりの味方を解説します。
・1.プロトコルの種類:特に気にしません。
・2.接続元アドレス:特に気にしません。
・3.接続先アドレス:気にします。身に覚えのない接続先の通信は要注意です。
・4.通信の状態:LISTENINGかESTABLISHになっている通信は要注意です。
ざっくり見る時はまず4番目の通信の状態がLISTENINGかESTABLISHになっている行で、さらに
3番目の接続先アドレスに身に覚えのない行は要注意です。
接続先アドレスをネットなどで調べて、どのような接続先か調査が必要になります。

[※2 prefecthについて]
デスクトップの左下のWindowsマークをクリック→“プログラムとファイルの検索”欄にprefetchと入力して起動します。
実行したコマンド一覧が確認できます。
身に覚えのないコマンドがあればハッキングされた可能性があります。



以上です。

Windows server 2012で光学ドライブで起動させる場合、これまで通り起動ディスクを選択する画面で光学ドライブを指定しても、HDドライブから起動してしまいます。

[原因]
これはWindows server 2012から標準サポートされたUEFI(Unified Extensible Firmware Interface)なるBIOSの代わりとなる新仕様による影響です。
UEFIに対応したハードにUEFIモードでWindows server 2012をインストールすると、これまでの手順では光学ドライブから起動できなくなります。

[対処方法]
対処方法は簡単です。起動ディスクを選ぶ画面で「Regacy only」を選べば、無事光学ドライブから起動できます。

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